へーつぁんの自由研究日記

うだつのあがらない法曹の日常

情熱を持つ

この間、灘中学校を目指す小学生のテレビ番組を見た。見事合格を勝ち取っていた。

 

ちょうど、学習塾が出している新聞広告で、灘中学校の算数の入試問題があったから、1時間くらいかんがえてみたところだった。結果は、見事惨敗…もともと、中学校入試をしていないから、勝手がわからないというのもあったが、こんなのを小学校の段階でやるのか、、、と恐れおののいた。

 

もちろん、自分も、訓練さえすれば一定水準のところまでは達成することができるとは思うが、一定水準に達するために必要とされる努力は並大抵のものではないのだろう。

 

学生には、こうした目標にたいする情熱がある。これは私たち大人も忘れてはいけないことだと思う。長く仕事をしていると、こうした目標と目標達成のための最大限の努力という、過去にやってきたことを忘れてしまいそうになることがある。

 

情熱を持って仕事に打ち込む。小学生に教わることだってたくさんある。

 

そこで,ふと,自分が情熱を持てるときはいかなる時であるかを考えてみた。すると,あまり自慢できないが,自分の性格上,人に負けたくないと思ったときに初めて情熱をもって何かに打ち込んでいたと思う。自分が何をしたいか,というよりも,ある一定の集団の中である程度のパフォーマンスを発揮すること,それが自分の原動力であったように思う。だから,これまでの人生では,小中高大院と,多くの集団において大体上位2割くらいにいたような,そんな気がする。自慢ではなく,上位2割に入るために努力を重ねた,ということ。

でも,努力してもできないことはたくさんあった。主に勉強以外は苦手。肝心の就活とか大失敗だったしなぁ。人とのコミュニケーションもあまり得意ではない。

 

それはともかくとして,今自分が何に情熱を注げるかを考えるにあたっては,何に負けたくないのかを考えることが有用かな,とそう思っただけです。

 

それが今の自分にあるかな?相手方代理人に負けない,とか?笑