へーつぁんの自由研究日記

うだつのあがらない法曹の日常

誰とでも15分以上会話が途切れない話し方

英会話カフェで全然話がうまく展開できなかったから購入したのが,「誰とでも15分以上会話が途切れない話し方」。この手の本は,眉唾もので,とりあえず何か少しでも役に立てばいいや,と思い購入した。つまり,全然期待していなかった。

 

ところが,読んでみると,自分がいかに当たり前のことに気づいていないかを思い知らされた。これは,(僕にとっては)とても良い本だった。

 

何が良かったかというと,会話は,「言葉」ではなく「気持ち」をキャッチボールするものだ,という点。

 

例えば,「今日は寒いですね」という言葉でも,寒いという情報を交換しているのではなく,「寒い」という感覚を相手と共有するという気持ちで話すということ。

 

愚痴を聞いてもらうというのがあるけど,あれは,別に何か解決策を求めているのではなく(もちろんそういう場合もあるが),単に,自分の気持ちを分かってほしいという気持ちから,愚痴を話したいだけ。だから,解決策を一生懸命考えるのではなく,「ふんふん,それはひどいね」と相手の気持ちに共感してあげるだけで,相手は解決方法を提示されるよりも,かえってすっきりすることがある。

 

学生の頃から,相手との会話が凄い苦手だった。いつも,話題がないなぁと思っていた。でも,そうではなくて,相手はどういう気持ちを持っているのだろう,自分の気持ちを分かってほしい,という気持ちさえあれば,どんな小さな事でも,話題になるはず。

 

そう思って人と接すると,意外とうまくいくことに,この年になって気づいた。無意識にやっていたところはもちろんあるけど,こうして言語化して理解したのは,この年になって初めてのこと。

 

いやー,いい勉強になった。